Tabernero Pisco Acholado Edicion Limitada
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Tabernero.com より引用
3つのランクがあるTaberneroのピスコ
今回は2つ目のランクEdicion Limitada(リミテッド・エディション)からアチョラード
ピスコには8種類の葡萄品種を使用することが可能なのですが、アチョラードとは複数の品種をブレンドしたものです。
8種類の使用可能な品種のうち、4種類の芳香性品種(アロマティコ)と非芳香性品種(ノ・アロマティコ)に大別されます。
そんな中から今回はアロマティコのイタリア種とノン・アロマティコのケブランタ種のアチョラード
公式オススメの提供温度は16℃ですので、冬の日本だと常温で丁度良いかもしれません。
Tabernero Winery
ペルーの首都リマから200kmほど南にタベルネロワイナリーは位置しています。
1897年創業の老舗ワイナリーで、ピスコだけでなくワイン各種やサングリアなども販売しています。
夏場の気温は14℃〜30℃
冬場の気温は12℃〜18℃
冷害や雨も少ないエリアで、安定して葡萄が育ちます。
収穫期は3月で、収穫後にワインを製造後、そのワインはすぐに蒸留されます。
Tabernero.com より引用
ピスコに使用される蒸留器は2種類ありますが、こちらではアランビック型
ペルーで造られるピスコは全て単式蒸留で加水無しということで、ダイレクトな葡萄のフレーバーが魅力の一つでもあります。
ヘッドとテールは除きつつ、40°の度数付近まで単式で調整する技術は、まさに職人技です。
蒸留後はガラス瓶にて最低3ヶ月のレポソ(休ませる)を経て完成
ちなみにピスコの原産地呼称制度では、液体に変化を与えるものでの熟成は禁止されているので、樽熟成を行うことはできません。