お酒の嗜み

Ocho

Ocho

NOM:1474

輸入会社:ユニオンリカーズ株式会社

ブランドオーナー:トーマス・エステス/カルロス・カマレナ

蒸留所:ラ・アルテーニャ蒸留所

“シングルエステートテキーラ”

トーマス・エステス氏は世界に2人しかいないテキーラアンバサダーの一人で、ヨーロッパを中心に世界でテキーラの魅力を伝え続けています。

カルロス・カマレナ氏は、世界初のテキーラ造りのドキュメンタリー映画「Agave:The Spirtit of a Nation」にも出演した蒸留所の3代目当主です。

オチョが大切にするのは、「クラフト」ではなく「スローフード」、その土地の伝統的な文化を見直すこと。

名前の由来は製造者の二人が大量のサンプルを試飲した際に、8番目のサンプルが美味しいと意見が一致したことがきっかけで、他にも、アガヴェの平均栽培年数8年、テキーラ製造日数8日間、1Lのテキーラあたりのアガヴェ使用量8kg、レポサドの熟成日数8週と8日、カルロス氏が8番目の兄弟であること、カマレナ家がテキーラを造り始めてから80年など、様々な理由があるそうです。

製造法

加熱:マンポステラ(80〜85℃で48時間)

搾汁:シュレッダー

発酵:3000Lの松製発酵槽(4日〜5日)

蒸留:1回目ステンレス製(3500L)・2回目銅製(300L)

水:蒸留所の天然泉のミネラルウォーター

熟成:5〜6回使用した200Lアメリカンオーク中古樽(リチャー無)

貯蔵庫:川の水を壁から流して一定の温度・湿度に

その他:ノンチルフィルター・無添加

原料のアガヴェ・アスールは24箇所の畑に厳選。

その中から毎年1〜3箇所の畑を決め、さらに糖度の高いアガヴェを選別しています。

テロワールを重視しているため、他の畑のアガヴェと混ぜることはせず、これがシングルエステートと呼ばれる所以です。

これらの畑はボトルのネック部分にて確認することができます。

 

Tequila Ocho USA より引用

 

こちらは使用しているアガヴェの畑一覧

公式サイトに飛ぶと、それぞれの畑の情報も覗くことができます!

 

一度目の8時間の加熱では汚れや苦味を落とし、残りの40時間の加熱で糖分を引き出します。

24時間マンポステラの中で冷ましたら、シュレッダーで搾汁後、風土の特徴を活かした松製の発酵槽で発酵。

蒸留時には加水量を抑えるために、低い度数を目指して蒸留しています。

ちなみに、ラ・アルテーニャ蒸留所にはタオナも存在しているのですが、シュレッダーでも十分アガヴェを感じられるということでオチョには使用していません。

タオナで搾汁し、バガス発酵をしているという情報をネット上で見かけることもありますが、こちらは間違った情報だそうです。

蛇足かもしれませんが、同蒸留所別ブランドの、エル・テソロは100%タオナ、タパティオはタオナとシュレッダーをミックスしているブランドです。

蒸留器についてもブランドごとに全く違った使い方をするそうですので、テロワールだけでなく製造工程の違いも奥深いですね。

ラ・アルテーニャ蒸留所

NOM:1139

創業:1937年

創業者:ドン・フェリペ・カマレナ

オーナー:カルロス・カマレナ

地方:ハリスコ州ロスアルトス

テキーラ造りの名門、カマレナ家が運営する蒸留所。

メキシコ革命で破壊されてしまい、1937年にアランダスに再建。

先述したエルテソロタパティオという銘柄も手掛けています。

オーナーの一人であるカルロス・カマレナ氏は現在でもメキシコ大学と一緒にアガヴェの研究をしている程、アガヴェや農業自体にも熱を注いでいるようです。

先程オチョのエリアでも別の1474というNOM番号を紹介しましたが、あちらはオチョ専用のもの。

造っている蒸留所は同じですが、トーマス・エステスさんとのブランドということもあり、別途取得しているようです。