今回は番外編ですが花粉症についてです。というのも最近私も花粉症に苦しめられているのです…
そんな時友人からふと面白い話を聞きました。生のトマトを食べると花粉症の症状が悪化するというのです。少し面白いな、と思い調べてみることにしました。
するとカフェインにも花粉症の症状を悪化させる可能性があり、確かに自分の経験の中にもコーヒーをたくさん飲んだ後に花粉症に苦しんだ経験がありました。
これは知識を持っているだけですぐに実践できる有用な情報だと思いますので解説させていただきます。
食物が花粉症を引き起こす
世の中には不幸なことに、花粉症を引き起こしてしまう可能性のある食物が存在するそうです。
メソッドとしては花粉のアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす成分)と類似した成分を持った食物に身体は騙されてしまい、花粉症の症状を引き起こします。気付かずに食べ続けるとアレルゲンが体内に蓄積され、症状のさらなる悪化を引き起こすこともあるそうです。
また、免疫力が落ちることで症状が悪化するパターンもあるそうです。体質による違いなどもあるかもしれないので、意識して自分の身体のことを知っておくと良いかもしれません。
もし花粉症に苦しんでいる方はこれらの食べ物に特に気をつけたほうがいいかもしれません。
花粉症の症状を引き起こす食べ物
花粉症の症状を引き起こす可能性のある食べ物は数種類しかありませんが、花粉症の種類ごとに分類できるそうです。
花粉症が原因で新たな食物アレルギーを患ってしまう症例もありますが、今回はあくまで花粉症の症状を引き起こす可能性のある食物についてです。
スギ・ヒノキ花粉 | 生トマト |
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ヨモギ・ブタクサ花粉 | 生トマト、スイカ、メロン |
シラカンバ花粉 | 生トマト、りんご、桃、さくらんぼ |
ここに挙げた食べ物は花粉症と良く似た成分を持っているため、これらを口にするだけで花粉症と同じ症状が出てしまうことがあります。
トマトは特に厄介で、非加熱の生状態だと”ヒスタミン“というアレルギー活動を促進させる成分が多く入っているため、どのタイプの花粉症にも天敵です。
この”ヒスタミン“は加熱することにより分解されますので、生トマトにさえ気をつけていれば問題は無さそうです。
この様に生トマトは花粉症と同じ症状を引き起こし、さらにアレルギー活動を促進させてしまうため、要注意です。
赤身の魚、大豆製品、鶏肉、豚肉、ほうれん草、茄子、チョコレート、コーヒー
実はこれらの食べ物も”ヒスタミン“を含んでいます。
トマトの様に身体を勘違いさせることはありませんが、外出前にこれらの食材を摂取すると後悔することになるかもしれません。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか…
花粉症の症状を悪化させる食べ物
花粉症の症状を引き起こすまではいかないが、症状を悪化させると言われている食べ物は他にもあります。
特にトランス脂肪酸と動物性タンパク質、遺伝子組み換え食品には注意が必要なようです。
これらを含む食品は免疫力の低下を招きやすく、アレルギー反応を起こしやすくしてしまうそうです。
マーガリン、サラダ油、肉料理、安価なナチュラルチーズなど
こちらの食べ物については、神経質に注意する必要はないと思います。
しかし、大事な予定の前日には焼肉などによる、これらの成分の過度な摂取は控えたほうがいいかもしれません。
花粉症の症状を和らげる食べ物
逆に花粉症の症状を和らげるためには、リラックス効果や乳酸菌などの整腸作用のある食べ物が良いそうです。
ミントガム、ヨーグルト、納豆、レンコン(ポリフェノール)など
また、とても複雑な話になってしまうのですが、加熱したトマトの皮が持つ”ナリンゲニンカルコン“という成分はアレルギー症状の改善の効果があると言われているそうです。
この”ナリンゲニンカルコン“はサプリメントもあるようなので、花粉症に本気で悩まされている方は使用してみる価値はあるかもしれません。
私は春の花粉症の酷い時期はトマトジュースを飲む様に心がけていますが、とても効いている実感があります。
トマトジュースだけで飲むのが苦手な方はオレンジジュースと1:1で割ったり、そこにライムを少し絞ってあげるととても美味しくいただけるのでオススメです。
食生活で身体の調子を整えましょう