食事の嗜み

ケーキの歴史

万人に愛される焼き菓子ケーキ、生クリームやイチゴが苦手な人でもチョコレートケーキチーズケーキアイスクリームのケーキにパンケーキだって。ケーキの多様性は素晴らしく、大抵はどれかのケーキを食べられますよね。

ケーキはイベント記念日など特別な日を大切にする日本人には身近な存在であると言えると思います。

このケーキについての発祥など、意外と知られていないと思うのでお話してみようと思います。

 

ケーキの歴史

世界のケーキの歴史

生まれた時から身近にあり、すでに様々な派生を持っていたケーキ。このケーキの起源は古代ギリシャ~ローマ時代にまで遡るそうです。

この時代、人々の主食は小麦でパンが多く食されていました。そう、ケーキの起源とはつまりこのパンに蜂蜜などを加えた甘いパンです。

この頃から甘いものはデザートとして食後に楽しまれていたというのですから親近感が湧いてしまいますね。実はこの頃からチーズケーキというものはあったそうなのですが、その他のケーキは蜂蜜味のスコーンのようなもので、レパートリーは少なかったそうです。

これに変化が訪れるのが10世紀頃で、この頃からヨーロッパに砂糖が伝わり、お菓子作りも盛んになります。

そして、13世紀頃にはケーキという名称が使われ始めます。

英語ではケーキという名称を使いますが

フランス語では「ガトー」

ドイツ語では「クーヘン」

イタリア語では「トルタ」

なんて言い方もしますよね。

ちなみに今のケーキのような作り方になったのは17世紀頃で、意外と新しいそうです。そこから時代の変化とともにバターを使ってソフトな仕上がりなケーキを作る技術が開発されていきました。

 

日本のケーキの歴史

これは有名な話でもありますが、日本に初めて持ち込まれたケーキは、長崎などの南蛮貿易で取引されていたカステラです。年代は種子島にポルトガル船が漂流したことで有名な1543年付近だと考えられています。

日本で一番人気なんじゃないかというショートケーキ。実はあのスタイルは日本発祥なんです。

この画像のケーキが欧米諸国でのショートケーキです。スポンジ生地に見える部分はビスケット生地で、サクサクした食感が特徴です。

時は1900年初頭、これを食べた不二家の創業者である「藤井林右衛門」がスポンジ生地でアレンジして日本で発売したのが、今ではポピュラーなショートケーキの始まりと言われています。

 

特別な日に食べる習慣

バースデーケーキ

現在とは形がだいぶ違いますが、誰かの誕生日を祝うためにケーキとロウソクが使用されたのは、ケーキの発祥と同じ古代ギリシャ時代でした。

当時は月の女神「アルテミス」の誕生日に、月を模した丸いケーキをロウソクで照らして彼女を祀る神殿に捧げたそうです。儀式の後にはみんなで祝福しながらケーキを楽しんでいたのかもしれません。

現在のようにケーキで個人の誕生日を祝うようになったのは19世紀あたりからと言われています。

 

クリスマスケーキ

ブッシュ・ド・ノエルシュトーレンなどクリスマスにケーキを食べる習慣は昔からあったのですが、日本のクリスマスケーキのイメージを植えつけたのはこれまた日本のお菓子メーカーによるものだったようです。

バレンタインデー然り…日本のお菓子メーカーは性根たくましいですね。

 

ウェディングケーキ

これまでのケーキは日本人が開発していましたが、ウェディングケーキは違います。それもそのはず、日本では結婚式の形式から違いますものね。

食べ物に困らないよう願うウェディングケーキの習慣はこれまたギリシャ時代まで遡ります。当時は主食だった小麦で作ったビスケットを、花嫁の頭上で砕いて子宝や収穫のお祈りをしたのが起源となります。

これが時代が経つにつれてビスケットを高く積んだ方が徳が高いという噂や、菓子文化の発達によりいつしかケーキを使用するようになったそうです。

 

 

今回は歴史についてお話しましたが、実はケーキについてお話したいと思った理由はもう一つあります。似ているケーキの名前や特徴などを簡潔に教えて欲しいと言われたことがきっかけです。

ということで次は、ケーキの種類や特徴についてお話させていただこうと思います。

今夜は何だかくどい程甘いものを食べたい気分ですね。

Cheers,